入選
作品名、音楽後半は、音楽室
作家氏名、保科 宏樹

1.どんなときにつくられた/行われた表現ですか?
音楽の時間、クラスメイトを交代で、後半を音楽室で活動しています。音楽室に行くとコンガ・ボンゴにまっすぐ向かって行きます。
2.この表現が持つ魅力や可能性、気づいたことを教えてください  
お話が大好きな宏樹さん。音楽の時間は太鼓で話をしているみたいです。様々なリズム音の出し方を考えて、音遊びに夢中になっています。
3.この表現にまつわる具体的なエピソードがあれば教えてください  
宏樹さんが考えたリズムを繰り返して遊んでいます。こちらが示した音の出し方を取り入れたり、自分で考えたりしながら表現が広がっていきました。交互に鳴らしていたのが、一緒に鳴らすことも楽しくなり、音の重なりやずれなど音の楽しみ方も広がっています。

審査員のまなざしコメント、𠮷田勝信
実物を出展する公募展の形式上、無形の作品はなかなか応募しづらいと思います。デジタルデバイスの普及やデータをアウトプットしやすくなったおかげで少しづつ増えてきました。まだまだ審査会では珍しくついグッと近づいてみてしまいます。応募者名から目が見づらい、見えない方の作品だと想像しました。スタッフの方とリズムや音をやりとりし、音を重ねることやズラすことに興味が出てきたそうです。こういう生活やコミュニケーションと表現が重なるものをもっとみてみたいです。

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